空気圧は最強の制限因子

こんにちわ!TRAINEES浜町店です!

姿勢改善などを目的にパーソナルジムやご自身でトレーニングをしている方もいるかと思います。
その中の多くの人がストレッチで硬くなった筋肉を緩めて弱くなった筋肉を鍛えていくような方法を取っているかと思います。
もちろんそれ自体は悪いことではなく一つの方法ではあると思いますが、ここで注目したいのが”動きを制限する3要素”です。

〇動きを制限する3要素
この3要素の1つに”筋の張力”があります。
簡単に言えば広背筋という背中の筋肉が硬くなることで反り腰を助長してしまうというようなことです。
これは筋肉が硬くなったことで動きを制限しているわけですが3要素の中で一番制限が弱いのが筋の張力です。

次に”インピンジメント”です。
これは骨と筋肉や骨と骨が接触して物理的に当たってしまい制限されることです。
この制限は当然筋の張力の制限より強いことは想像しやすいですよね。

しかしそれより強い制限が最後の”空気圧”です。
車などのタイヤも空気圧が入っているわけですが、あれだけ重い車体を余裕で支えていますよね。
それだけ空気圧の制限は強いということです。

これは姿勢改善で非常に役に立ちます。
空気というのは抵抗がない方にない方に流れていきます。
なので空気は肺に入りますが、肩甲骨周り、後縦郭と言われるような場所の柔軟性がない場合空気は抵抗のない前胸部ばかりに流れてしまいます。こうなると肋骨が外旋し、開いた形になり反り腰も助長されていきます。
これは背面の緊張が強いあまり前にしか空気が流れることができないことが元の原因です。

このように空気圧を制御することは姿勢改善にも非常に重要になってきます。
逆に言うとうまく制限をつけることで空気を流していきたい方向に流すことはできますのでうまく活用していけると良いかと思います!

今回は以上です!!