マシントレだと姿勢は変わらない??

こんにちわ!TRAINEES浜町店です!!

今回はマシントレのデメリットについて話していきたいと思います。
姿勢改善をしたいと運動に励んでいる方の中にはマシンでのトレーニングをしている人も多いと思います。
ここで言っているマシンというのはピラティスマシンなどではなく、普通の24時間ジムにあるような”レッグプレス””チェストプレス””ラットプルダウン”などのマシンのことを指しています。

なぜこのようなマシンでのトレーニングでは姿勢改善が難しいのかというかというと”姿勢は筋肉のアンバランスが決定しているわけではないから”です。姿勢というのは以前の投稿でも紹介していますが、

・体性感覚
・視覚
・前庭覚

によってコントロールされています。ですのでこれらの感覚器に刺激を与えることが姿勢改善においては重要です。
その中で先ほどあげたマシントレーニングはこの中の特に視覚や前庭覚などには刺激が入りづらいです。体性感覚には筋肉が収縮している感覚や足を地面に接地している感覚などでも入りますが残りの2つには入りづらいです。

特に前庭覚という加速や回転、重力を感じる感覚器には刺激が入らないです。
レッグプレスを想像してみるとシートに座って頭が全く動かず、足の屈伸運動を行うだけです。この時バランスを取る必要もないですし、頭が前後に振られたり、目線が上下したりすることもありません。

一方でスクワットを想像してみてください。スクワットではまず立位で行うので立位制御するのにバランスを取る必要があります。そしてそこから上下運動が行われるので頭に加速する刺激が加わります。またスクワットでは頭も前後に軽く動くのでここでも刺激が加わります。
このように足を鍛える種目という筋肉だけにフォーカスするとどちらをやっても同じですが、その他の姿勢改善に重要な視覚や前庭覚への刺激まで考えると圧倒的にスクワットの方が優秀です。

マシンがダメと言っているわけではないですが、マシントレのみや優先度が高すぎると思ってように姿勢改善もしないですし、身体の機能も上がってこない場合が多いです。もちろんスクワットなどフリーウエイトを用いたトレーニングは難易度もあがりますが、適切に行うことで非常に良い効果を生む出すものですのでぜひそのあたりも意識してトレーニングを行ってみてください!

今回は以上です!!