肩甲骨はがしは必要ない?

こんにちわ!TRAINEES浜町店です!!

今回は少し肩甲骨の話をしていきたいと思います。
肩甲骨というと一時期は「肩甲骨剥がし」などがブームというか話題になっていたこともありますよね!
しかしこれも特別凄いことをしているわけでもなく劇的に体が良くなるわけでもなく、誰もがやらないといけないことでもありません。

そもそも肩甲骨剥がしというのは肩甲骨の内側(内側縁)に手を入れて肩甲骨をそこから剥がすようにする施術で、ここには前鋸筋や肩甲下筋、菱形筋といった筋肉がついているのでそれらを緩めるために行われるものだと思います。
なので別に肩甲骨を特別無理やり剥がすようにする必要はなく、適度に筋肉に対して刺激が入れば十分なわけです。
さらに先程の筋肉に問題がありそうだなと判断された場合に行えばいいだけで別に誰もがやった方がいいものでもないと思います。

さらに肩甲骨というのはかなり薄い骨で実際のご検体の肩甲骨を光にあてて見ると透けて見えるそうです。
それくらい薄い骨ですので下手に力を入れすぎて肩甲骨を剥がそう!とするのはとても危険だと思います。

SNSなどで今は”肩甲骨剥がし”や”頸椎スラスト(骨音)”などキャッチーで簡単にいうと映えるようなものが人気になり宣伝になるので取り上げられたりしますが、大切な身体ですので安易に必要のない施術などをただ気持ちいい物だからと誰にでも行ってしまうこと自体は少し異常だと思います。(特に関節に負担がかかるようなもの)
受けたいと思われている方も信頼のおける方にしっかりと話を聞いて行ってみてください!

今回は以上です!!