腰痛は多くが診断されない?

こんにちわ!TRAINEES浜町店です!!

今回は腰痛について簡単に話していきたいと思います。
いきなりですが、腰痛は”特異的腰痛””非特異的腰痛”という2つに分類することができます。

この分類の違いは簡単言うと病院に行って骨折や椎間板ヘルニアなど何らかの原因が判明する腰痛を”特異的腰痛”。
明確な異常が見られない腰痛を”非特異的腰痛”と言います。

そしてここがポイントですが、腰痛の85%が非特異的腰痛と言われています。

つまり腰痛の8割以上が何か明確な異常が体に見られるわけではない腰痛ということです。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの診断を受ける人の方が圧倒的に少ないということです。

さらに逆に無症状の人を集めた研究でも3割程に椎間板や脊柱管の以上が認められた。という研究もあります。
つまり「あなたは椎間板ヘルニアですね」と診断されたからと言ってそれが痛みの原因になっているとは限らないわけです。

腰痛などの痛みは脳のアウトプットであるため、このような「椎間板ヘルニアがあるから痛いんだ」という痛みに関する認識のズレなどの心理社会的要因が痛みには非常に強く関わっているということです。

なので「骨盤がずれているから痛い」「ヘルニアをもっているから痛い」「姿勢が悪いから痛い」などの思い込みがあると痛みがなかなか改善されないというケースがあります。痛みの改善の第一歩としてこのような認識の変換が必要となりますのでぜひ覚えておいてください!

今回は以上です!!